「歩飲(ほいん)」をご存知だろうか。文字通り歩きながら(酒を)飲むので歩飲というのだ。
歩飲は最高に健康的で不健康なカルチャー をモットーに不定期で歩飲を愛する者たち、通称「ホイナー」に話を聞いてみたいと思う。第三回はbara氏。
ホイナー(歩飲者)紹介
Hayashi”Bara”Atsushi
1981年に大阪で生まれ、
東京は福生でハードコアパンクの魅力に呪われ、
いくつかのバンドを股にかけつつ、
国分寺の某ライブハウスで店長やってます(※編集者注 2023年6月当時)。
趣味は26インチMTBのカスタムと惰眠。
歩飲の魅力
私が歩飲するのはだいたい深夜。
時には花の香りを嗅ぎ季節の移ろいを感じようとしてドクダミ臭に悶絶したり、
電柱のタグ見たりセミ爆弾にビビったり、
クラッチバッグのツーブロックがハイヒールの巻き髪と痴話喧嘩してたり。
ひとに話すほどでもない、排泄物の様なエピソードが蓄積される時間。
無意義で良し。
できる限り頭空っぽの方が夢詰め込めます。
なんとなくいい感じの建物撮るのも好きです。
また、歩飲だとつまみの無駄食いをせずに済みます。
なんせ手元にメニューが無ぇですから。
飲酒でついた脂肪はたちまち業と化して自己嫌悪の引き金になりがちなので、
これもひとつ魅力的な点なのかなと思います。
これから歩飲を始める人へのアドバイス
アルコールに敬意を払い、自律しながら飲みましょう。
帰るまでが歩飲です。
どこに帰るのかはあなた次第ですが。
また、歩飲ルート上にあるトイレの場所を予め確認しておきましょう。
昨日まで貸してくれてたコンビニに裏切られた場合でも、
保険を設けておけば安心です。
歩飲におすすめのお酒
即答でビールと言いたい所ですが、
すぐヌルくなるし炭酸抜けるしであまりオススメできめせん。
即ちチューハイ系もしかり。
というわけで、
コンビニで小さいサイズのワインが冷えてますよ。
まずはクイっと。
フタできるのもポイント高いですね。
からの定番、ウイスキーポケット瓶。
ここはジャックダニエル一択。
ミネラルウオーターと一緒に買って、
体内で水割りするのがオススメです。
コーラで体内割りってのもアリかと思いますが、
その際は是非、モーターヘッドを聴きながら。
駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
国分寺で会いましょう。
それではサヨウナラ。